
ーととろの森鍼灸治療室 逆子の報告ー
こんにちは。
ととの森鍼灸治療室 小林規智子です
今年の夏の前半、もの凄く暑かったせいでしょうか?
逆子さんが10人いらっしゃいました。
最初は動きの悪い赤ちゃんも1週間で良く動けるようになり、蹴る場所が下から上に変わると逆子が返えっている可能性が高くなります。
最後の位置確認はやはり確実なエコー(超音波検査)になりますが、検診が3日後でも貴重な3日間ですから診断を急ぎます。
そこで頼りにさせて頂いているのが
武蔵小杉ご近所のさくらバ一ス助産院様です。
アットホームな雰囲気、女性本来の力を引き出す安全で楽しいお産を目指す、お食事が美味しいと評判の入院の出来る助産院です。
勝俣先生はいつも電話1本すると、すぐいらっしゃいと快く引き受けて下さいます。いつも笑顔で、温か~い先生。
先生は触るなり分かっているのですが、
返っていれば大喜び!
ときに小林、見たてを間違うんですね。
そのときはエコーの赤ちゃんの向き、足の位置、胎盤の位置がどこにあるか丁寧に教えて頂けるので
次の逆子治療のための大切な情報になります。
鍼灸師は赤ちゃんを外から回す回旋術は絶対にしませんから、赤ちゃんの自らの力をお灸で引き出し返ってもらいます。
赤ちゃんとても元気になりますよ。
そのため治療のとき、お家でも少しでも赤ちゃんに前回りし易い体勢を取ってもらい、赤ちゃんに筋トレしてもらいます。
幼い赤ちゃんの命には慎重に慎重さが必要です。
そして逆子か治ったときは、赤ちゃんに感謝する気持ちで一杯になります。
お蔭様で10人の逆子さんがいらして
8人の逆子が治り、
34週の逆子さんは足の膝が伸びている殿位でしたので、そのまま出産が出来ました。
もう1人の34週の方は里帰りするまで1週間の治療でお腹の張りは取れてたのですが羊水があまり増えず、医師による外回旋術をおすすめしました。無理はしません。
お腹が緩んでいると外回旋術の成功率は格段に上がります。
2週間早く治療に来て頂いていたら治っていたはず…
産休が34週からなんですよね~
残念!
また34週以降羊水をいかに増やしていくか課題が残ります。
これからも精進してまいります。
今、続々、産まれました報告の電話が鳴っています。
嬉しいですね~
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