こんにちは!ととろの森鍼灸治療室の小林です。
さて今回のお話のテーマは・・・
【逆子ママは早寝が大事!】
先日、すごい肩こりの35週の逆子さんがいらっしゃいました。
膝は曲がっている殿位の逆子さんです。34週から逆子になったとのこと。
お腹を触ると、子宮が横に広がっている。赤ちゃんの頭は上にある逆子。
背中は左側、足は右下で胎動が有り。足はハマってないようだ。
しかし、子宮底と肋骨の間に隙間が空いている。。。
9ヶ月の胎児は一番上まで来ていて、普通はご飯が少ししか食べられないはずですが、
たくさん食べられるとのこと。
つまり、子宮が下がっている。。。なぜだ??
原因は・・・「ママの寝る時間が26時」でした。起きるのが8時!夜型!
32週から産休に入っていて、ママは疲れてないつもりですが、、、
疲れてない子宮は張りのない、縦型のバルーンの形なんです。
ママが疲れて来ると、
→お腹が張る。
→さらに疲れてくると、張りも無く、子宮が横に広がります。
こうなると逆子が治りにくくなります。
とにかくママの疲れを取ることが大切になります。
まずは夜22時に早く寝ることが大切です!
このママは肩こりが凄いので、寝つきが悪いんです。
ここで、鍼灸の出番です。
鍼灸治療にきて、ママは「こんなに肩こりがないのは初めて!」と行って帰られました。
そして、ママにお願いしました。
寝るのが早く寝れなかったら、「まず6時に起きましょう」
起きる時間から調節して、早く寝られるリズムにしていきましょう!
また、この赤ちゃんは35週なのに、足の蹴りも少ない。。。
ママの太ももを触ると足が冷たいんです。赤ちゃんが寒くて動けない状態です。
温活もお願いしました。
35週からの逆子治し、羊水も少なくなってますから、なるべく羊水を増やす必要もありますが、
ママが疲れていると羊水も増えにくくなります。
とにかく早く寝ましょう。
そして毎日お灸して、早く寝ましょう。
お腹の張りが無くて,
羊水が沢山あって、
赤ちゃんが元気なら、
臍の緒が絡まっていなければ、帝王切開の前日でも治ります!!
逆子治しにはコツがあります。
最後まで諦めないでいきましょう。
皆さんの出産が幸せでありますように。
小林規智子
素敵な紫陽花のお写真をいただきました。もうすぐ梅雨ですね〜
コメントをお書きください